080-3417-2086 平日9時から17時
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2024年に入り成約価格の上昇に鈍化が見られ、同年下半期は2,800万円から3,000万円の間で一進一退を繰り返しており、頭打ち感が明確になってきました。データから見ると県内中古マンション需要者層は3,000万円が購入可能な金額の上限と推測されます。
成約件数は21年3月494件をピークに横ばいに転じ、月平均で300件台は半ばから後半を示しています。一定の需要で推移していると言えます。
新規登録件数はコロナ禍期間中の20年12月937件を底に徐々に増加が見られます。在庫件数も新規件数の増加に伴い増えています。21年6月2,730件を底に24年10月は4,553件と底値と比較して約1.7倍に増えています。現時点で在庫件数が減少する様子は見られません。
在庫が増える一方で成約件数は一定を維持しており、物件の選別化が進んでいます。
◯総武地区、常磐地区の割合高まる
成約件数は都心に近い総武地区、常磐地区の割合が年々高まっています。
☑️常磐地区で選別化強まる
常磐地区は乖離率が最も高くなりました。乖離率が常にプラスで推移している地区で購入者はより高額な物件への選別を一段と強めています。千葉市は唯一乖離率がマイナスとなりました。新規の物件価格水準と比べて購入者は低廉な物件を求めている動きが見られます。